本文へ移動

FORWARD DEPLOYED ENGINEER

FDE 基礎読本

Claude と Databricks の最新動向と、FDE の基礎知識

DATABRICKS未検証入門・約 20 分

ai_query で、テーブルの文章を Claude に一括で分類させる

お問い合わせの文章が入ったテーブルに対して、SQL だけで Claude に分類と要約をさせる。

※ 公式ドキュメント(2026年10月7日時点)に沿って作成しました。本サイトではまだ実際の環境で試していません。試した結果は追記していきます。

この手順でできること

  • ai_query の書き方が分かる
  • SQL だけで、生成 AI による大量のデータ処理ができることを確かめる

用意するもの

  • Unity Catalog が使える Databricks のワークスペース
  • Databricks SQL のウェアハウス(Classic では使えません)
  • 使うモデルのエンドポイントに対する CAN QUERY の権限
  • 書き込める Unity Catalog のカタログとスキーマ

手順

  1. 一、練習用のテーブルを作る

    SQL エディタで、お問い合わせを3件入れたテーブルを作ります。main.default の部分は、書き込めるカタログとスキーマに置き換えます。

    CREATE OR REPLACE TABLE main.default.inquiries AS
    SELECT * FROM VALUES
      (1, 'ログインしようとすると、パスワードが違うと表示されます。'),
      (2, '請求書の宛名を会社名に変更したいです。'),
      (3, 'ダッシュボードの読み込みが、昨日から遅くなっています。')
    AS t(id, body);
  2. 二、使えるモデルの名前を確かめる

    基盤モデルのエンドポイントは「system.ai.モデル名」の形で用意されています。使える Claude のモデルと正しい名前は、ワークスペースの Serving の画面で確かめます。以下の例の system.ai.claude-opus-5 は、公式の一覧に載っていた名前の例です。

  3. 三、ai_query で分類する

    ai_query の1つ目にエンドポイントの名前、2つ目に指示の文章を渡します。指示に列の値をつなげると、行ごとに処理されます。

    SELECT
      id,
      body,
      ai_query(
        'system.ai.claude-opus-5',
        '次のお問い合わせを「アカウント」「請求」「性能」「その他」のどれか1つに分類し、分類名だけを答えてください。\n\n' || body
      ) AS category
    FROM main.default.inquiries;

うまくいったかの確かめ方

  • category の列に、行ごとの分類(例: 1 はアカウント、2 は請求、3 は性能)が入る

つまずきどころ

  • SQL Classic のウェアハウスでは使えません。Pro かサーバーレスを使います。
  • 行の数だけモデルを呼ぶので、大きなテーブルでいきなり試すと費用がかさみます。まず LIMIT で件数を絞ります。
  • 答えの形をそろえたいときは、responseFormat で構造化した出力を指定できます(Databricks Runtime 15.4 以上)。

後片付け

  • DROP TABLE main.default.inquiries; で練習用のテーブルを削除します。

公式の情報

← やってみたの一覧に戻る