はじめに
PoC(概念実証)の目的は、「本番に進むかどうか」を判断できる材料をそろえることです。作ること自体が目的にならないようにします。
一、ヒアリング
どの業務の、どんな困りごとを解くのかを具体的にします。使えるデータ、守るべき制約(セキュリティ・予算・期限)、最終的に判断する人も確かめます。
二、成功の基準を先に決める
「回答の正しさが 9 割以上」「1 件あたりの処理時間を半分に」のように、測れる基準を作る前に合意します。Anthropic も、評価の前に成功の基準を決めることをすすめています。
三、小さく作って評価する
対象を絞って最小限の仕組みを作り、正解付きの評価用データで品質を測ります。うまくいかない例を集め、プロンプトや検索の仕組みを改善します。
四、本番化を判断する
基準に対する結果、本番での費用の見込み、残る課題と対策をまとめ、本番に進むか、やり方を変えるか、やめるかを判断してもらいます。
確認すること
- 対象の業務と困りごとが具体的か
- 測れる成功の基準に合意したか
- 評価用のデータ(正解付き)があるか
- 本番の費用を見積もったか
公式の情報
2026年10月7日時点の公式の情報をもとにしています。内容は更新されることがあるため、最新の版を確かめてください。
- 公式ドキュメント成功の基準と評価の作り方(新しいタブで開きます)