はじめに
お客さまの「AI を使いたい」は、たいてい次のどれかの型に当てはまります。型が決まると、必要なデータ・作るもの・評価のしかたが見えてきます。
一、社員が直接使う(チャット)
Claude のチーム向け・企業向けのプランを導入し、社員が文章作成や調べものに使う形です。開発はほとんど要りませんが、利用ルールづくりと研修が成功の鍵になります。
二、社内の文書をもとに答える(RAG)
規程やマニュアルなど、社内の文書を検索して、その内容をもとに答えさせる形です。モデルが知らない社内の情報を扱えます。
品質は、文書の分け方(チャンク)や検索の精度に大きく左右されます。回答に出典を付けると、利用者が確かめやすくなります。
三、業務を自動で進める(エージェント)
Claude にツール(社内システムの API や MCP サーバー)を使わせ、問い合わせの一次対応やデータの集計などを自動で進める形です。
できることが増えるぶん、権限の絞り込みと、人が確認する段階の設計が欠かせません。Anthropic は、まず単純な仕組みから始め、必要なときだけ複雑にすることをすすめています。
四、開発を速くする(Claude Code)
開発者が Claude Code を使い、コードの作成・修正・調査を任せる形です。お客さまの開発チームの生産性向上として提案できます。
確認すること
- 誰が使うか(社員・お客さま・システム)
- 社内のデータを使う必要があるか
- 人の確認なしに実行してよい操作はどれか
- 何をもって成功とするか
公式の情報
2026年10月7日時点の公式の情報をもとにしています。内容は更新されることがあるため、最新の版を確かめてください。
- 公式サイトBuilding Effective AI Agents(Anthropic)(新しいタブで開きます)エージェントを単純な構成から始める考え方
- 公式ドキュメントハルシネーションを減らす(新しいタブで開きます)